パイロット向けガイドライン
SkySide(以下「本サービス」といいます)におけるパイロットガイドライン(以下「ガイドライン」といいます)は、利用規約に基づき、本サービスで活動する際に順守すべき事項および利用条件を定めています。
パイロットの皆さまは、以下のガイドラインに沿って、安全で適切な撮影・運航・納品をお願いします。
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1. 知的財産権を正しく理解しましょう
ドローン撮影や映像編集では、無断で他者の著作物を利用すると著作権侵害に該当する場合があります。
SkySideで、安心・安全な取引を行うために、以下の点に注意してください。
代表的なNG行為
- ・他者が撮影した映像や写真を、許諾なく利用・編集して納品すること
- ・無断でYouTubeやSNSの動画を切り抜いて使用すること
- ・商用利用不可のフリー素材を、条件を無視して使用すること
- ・BGMや効果音を著作権フリーでないものを使用すること
- ・使用許諾のないフォントを動画内に使用すること
注意:
「フリー素材」と書かれていても、著作権を放棄しているわけではありません。必ず利用規約を確認し、必要に応じてクレジットを表記してください。 -
2. 撮影時の法令遵守
ドローン撮影には、航空法や電波法など、さまざまな法令が関係します。違反行為は重大なトラブルにつながりますので、以下の点を必ず守ってください。
航空法・関連規制- ・許可・承認が必要な飛行(人口集中地区、夜間飛行、目視外飛行など)は、必ず国交省の許可を取得してください
- ・飛行禁止区域(空港周辺、イベント会場など)での撮影は禁止
- ・第三者や建物への衝突リスクを避け、安全を確保する
飛行ルールについて詳しくは下記をご参照ください。
個人情報・肖像権- ・人物が映る場合、被写体の同意を得る
- ・個人の敷地やプライベートな空間を無断で撮影しない
- ・ドローンの登録義務を守る(無登録機体での飛行は禁止)
- ・電波法に基づき、無線設備の使用に注意する
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3. 編集・納品時の注意点
- ・映像や写真に、許諾を得ていない音楽や画像を使わない
- ・SNS投稿用動画などで、虚偽・誇大表現はしない(景品表示法に配慮)
- ・他者の編集スタイルや映像構成を模倣しすぎない
- ・データ納品時に、他社のロゴや著作物を含めない
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4. 法律・モラルに関する注意
SkySideで活動するパイロットは、以下の法律・ルールを理解し、違反しないようにしてください。SkySideは、法律の専門家ではありませんので、ここで挙げる内容は、あくまでパイロットの皆さまが一般的に覚えておくべき法律やルールをまとめたものです。
著作権法
実際の業務にあたっては、必ず最新の法令やガイドラインを確認し、必要に応じて専門家にご相談ください。- ・無断コピー、無断使用は厳禁
- ・適切な引用ルールを守る(出典を明記、引用部分が「従」、自分のコンテンツが「主」)
著作権法について詳しくは下記をご参照ください。
景品表示法商品やサービスを宣伝する映像において、根拠のない表現は禁止
例)「必ず効果があります」「日本一」「業界No.1(根拠なし)」
景品表示法について詳しくは下記をご参照ください。
薬機法健康・医療関連商品の動画では、誇大広告や医療効果を謳う表現は禁止
例)「このサプリで必ず痩せる」「この商品でアトピーが治る」
薬機法について詳しくは下記をご参照ください。
その他、禁止される業務- ・許認可が必要な撮影業務(測量、農薬散布など)を資格なしで受注すること
- ・法律やSkySide利用規約に反する撮影や編集
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5. NG行為の具体例
- ・他社の空撮映像を切り抜いて編集し、納品する
- ・許可を得ていないBGMや効果音を動画に挿入する
- ・国の認可が必要な空域で、無許可で飛行する
- ・許諾なく個人情報(車のナンバー、顔)をモザイクなしで納品する
- ・SNSでステルスマーケティングに加担する映像制作
2025年06月30日 策定
株式会社SKYSIDE
代表取締役 肥田 周也